釣果分析 なーーんて
2016/4/24 ある釣り船のサイトを見ていたら、膨大な過去の釣果履歴が見つかった。
399件の2014/10/27からの釣果データです。
これは何か発見できるかもしれません。
データ分析やってみましょう。

データ全てを選択し、コピーします。

エクセルに貼り付けます。

竿頭、2番竿、3番竿のデータをコピーしてデータ分析用の欄を作ります。

貼り付けた状態、このままではデータが見づらいので、置換でデータを加工します。

まずは匹は不要なので無しにします。

次はイカの数え方、杯も要りません。

釣れなかったときが。匹となっているので0ゼロに変えます。

釣果が数字として使える状態になりました。

次はサイズの欄をコピーして3つ挿入します。
3つにした訳は、最小欄、最大欄、単位欄に分けるためです。

まずは最小欄を置換します。

。匹を0ぜロに。

-から後ろ全てを消去したいので、-と*を使って-以降全てを消去します。
*はワイルドカードといって、全てを指定できるありがたい記号です。

kgを消去します。

最大欄が分離できました。

次は単位欄の分離です。
*とkgをkgだけにします。

*とcmをcmだけにします。

単位欄に分離しました。

データが数字化できたので、フィルタをかけて、釣り物を絞ります。

ここではメダイを調べようと思ったので、メダイに関する欄にチェックを入れます。
これでこのチェックを設けたデータだけをコピーして別表として貼り付け、更に加工していきます。

メダイだけでなく、タイ、メダイの日がありますが、調べてみると釣れたのは真鯛のみ。
この欄は削除します。

単位欄がcmとkgの二通りあるのですが、調べてみると釣果が0ぜロの時のみcmとなっています。ということは、全てのデータはkgと思って差し支えないと言えます。
最下段に日付の計算や合計、平均値、最小値、最大値、回数などの計算式を入れます。

釣果欄にピンク列の合計も追加しました。

いよいよデータ分析です。
まずは竿頭は大体何匹釣っているのが多いのかヒストグラムで調べてみましょう。
最小は0、最大は13匹なので、これが6~8段階位に分けられるよう、級の幅を作ります。

データのデータ分析をクリック。
データ分析はアドインなので、普通はこのボタンはありません。
追加するにはExcelのオプション→アドイン→分析ツールで追加します。

ヒストグラムを選択。

竿頭のデータ範囲、級の幅、結果表示の範囲を指定してグラフ作成にレ点を入れます。

竿頭のヒストグラムが完成です。

これからすると、1年半のデータで坊主は4/43回。
2匹から4匹の釣果が多くて、一人で14匹なんてのも2回あるようです。
なかなかいい釣りをしているようですね。

次は船全体でどれくらい釣れていたかです。
釣果は0~32匹なので、級の幅を決定します。
そして同じくヒストグラムを作成します。

5~15匹というのが多そうですね。

次は最小欄の分析、0が7回に増えていますが、これは釣果の書き方の話なので、無視してもいいのかな。

小さくても圧倒的に3kgが多いですね。

次は最大級のヒストグラム。

でかいのは4kgかぁ・・・、釣ってみたいなぁ・・・。(笑)
4.5kgはどんな引きなんでしょうね。

大体のイメージは掴みかけてきましたが、更に調べてみましょう。
フィルタで5匹以上釣れて・・・。

3.5kg以上の日は?

メダイのイメージとして自分には冬という感じがありましたが、まさにその通り、冬場に釣れているようです。
ただし、この船宿のメダイ、夏場に釣っているのは8月に2回だけです。
船に乗る方が圧倒的に冬に多いということでしょうか。
面白いのは日付も曜日をデータ分離したところ、土日より平日狙いの船が多いことです。
データの数が少ないので、潮位も調べてくっつけてみました。
メダイはあまり潮は関係ないのかもしれません。
カヤックやっていた時の経験では、大潮なのに流れない時もあるし、小潮なのにぶっとんでいる時もあります。潮汐よりその時の実際の流れが効いているのでしょうね。
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