2015/11/3 最近、ひょんなことからまるまつこうじさんに西湖のヒメマス釣りをしたことを話したところ、ぜひ教えてとのことで、まとめたものを作ってしまった。
そんなことをしていたら、自分もヒメマス釣りを思い出してしまった。(笑)
この写真は2007年ゴールデンウィークの頃、家族で西湖 白根の貸しボートで出たときの写真である。

4/30なので温かくなっているなんて思うでしょうけど、西湖の標高は900m、足和田山等の山に囲まれた西湖はとても寒い・・・。
それでも家族と友人のチームワークで群れが回遊していたところを見つけ、まずまずの釣果でした。
ヒメマス、ご存じでない方も多いかと思いますが、紅サケの海に行かないもの(行けないものか・・)と考えてもらえばわかるかと思います。
そんな魚なので魚を割くとサーモンピンク、ニジマス等の白身とは違います。
またその味はトロッとしていて最高に美味い・・。

そんな釣りを白根の貸しボートで楽しんでいたのですが、前にも書いたように、ヒメマスは回遊している魚、昨日はどこで釣れたとか、最近はどこだとかポイント選びは非常に重要となってきます。
そんな時、どこで釣れたなどは白根のポイントマップが便利で、釣りに行った時に釣れた場所を聞くのも、このマップの名称で呼んでいます。
ところが、これは白根の店に掲げてあるだけ、ブログで見ればわかりますが、もう少しうまく使える方法はないかと考えたのです。
例えば西湖の深さもわかって、ポイントもわかる、GPSロガーと連携できるスマホなんかで使えればと考えたのです。
白根ブログより
まずは等深線をどうやって手に入れるかです。
地理院地図(新版)のレベル16と17は湖や海の等深線が載っています。
そしてカシミール3D では全て無料で使えます。これを使わない手はありません。
まずは地図の切り出しから始めます。
今回のブログより細かい部分が見えにくいようなので、肝心なところは切り出し、大きくして載せることにしました。

ツールバーの編集より選択範囲を決めるをクリックします。

切り出したい部分を選択します。この際レベル16か17で地図を選択してください。
16か17は右端の赤枠部分で決まりますが、等深線の載っている地図を選べばOKです。
16がやや粗く、17は細かくなります。
ただあまり選択範囲を広げすぎたり、17で大きく選択すると、スマホに入れるときにエラーが出ますから、必要最小限の選択にとどめた方が無難です。

選択範囲を決定したら、ツール→マップカッターと進みます。

マップカッターはオプションなのであらかじめカシミール3Dにインストールしておいてください。
ツール→マップカッター→領域の選択と保存をクリック

更にツール→マップカッター選択します。

ツール→マップカッター→切り出しをクリック

出力先を決定し、GARMIN/Google KMZ 形式を選択。
ファイルはJPG形式、分割数は1×1でOKをクリックします。

指定した出力先にKMZファイルができます。

パソコンのGoogleearthを立ち上げて、これをドラッグ&ドロップでGoogleearthに入れます。(マウスの左クリックで掴みあげてGoogleearthの中で離す。)
Googleearthに地図が取り込まれました。

赤丸部分を押えて地図を真上から見た状態にすると平面上になります。
とりあえず、これで地図の取り込みは完了です。

次にポイントMAPを見ながら、これをカシミール3Dに落としていきます。
ここでは東電ポンプを例に書いていきます。
なお、白根のポイント図は非常に細かくいいのですが、南北が逆になっているので要注意です。

東電ポンプの位置を大体ここだろうになりますが、決定して右クリックします。

新規作成→ウェイポイント作成をクリック

名前を付けます。漢字でも問題ないのですが、この後LowranceのGPS魚探に入れることを考えて、ローマ字にしています。(現時点でまだLowranceへは移植できていません(笑))
OKをクリック。

東電ポンプが地図に載りました。
これをポイント名の分だけ繰り返してMAPを完成します。

移植完成したポイントMAP図

データの保存をします。

ファイル→データ一覧をクリック

GPSの部分がポイントMAPのデータ部分です。
Wクリックで保存先、名前を指定して保存します。

このままではGoogleearthで見ることができません。

編集→GPSデータ編集をクリック

ポイントのデータが出てきますので、全てを選択、右クリック。

ファイルへの書き出しをクリック。

名前を決定し、出力先を決めたら、KMLファイルで出力します。

できたポイントのデータファイル。

地図をGoogleearthに入れたのと同じ要領で、
パソコンのGoogleearthを立ち上げて、これをドラッグ&ドロップでGoogleearthに入れます。(マウスの左クリックで掴みあげてGoogleearthの中で離す。)
ポイントがGoogleearthに取り込まれました。

白根沖のズームアップしたところです。

南北をぐるりと回して逆にしても、ポイント名はデータで入っているので、逆さになりません。GPSロガーとして使っているときに読みやすくて便利です。

左端のところに地図データ名が表示されていますが、データ名のレ点を外すと衛星写真に戻ります。

さて、ここまではパソコンのGoogleearthでの話でした。
スマホで見るには、メールで地図データとポイントデータをスマホに送ります。
スマホに届いたデータを押すとGoogleearthが自動的に立ち上がり、表示してくれます。
Googleearthはインストールしておいてください。
ただし、うまくいかないところも見つかりました。
ポイントと地図の両方立ち上げはむつかしそうです。
下の写真ではうまくいっているように見えますが、使いだすとどちらかが消えます。

等深線は等深線だけで立ち上げ、

ポイントはポイントだけで使うしかないかもです。

2007のヒメマス、燻製にしてみた写真です。
あの頃は燻製に凝っていたなぁ・・・。
う、食べたくなっちゃった。(笑)
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