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2013年5月 3日 (金)

Lowrance 等深線の謎

2013/5/3 潮汐について書きだしたことがありました。しかし、(その1)を書き終えただけで、後が続いていません。

あの後、詳しいことを調べようと海上保安庁の潮汐表を図書館から取り寄せるのに1ケ月かかり、さてやろうかと思った時は仕事が猛烈に忙しくなり、やがて釣りにも行けない日が続きました。いずれ、これも進めなければならないのですが、今日は違うことが解決しそうなので、そちらを取り上げることにします。

今回の内容は興味を持っている人にはかなり面白い話かもしれないけど、おそらく、ごく一部の方だけでしょう。それ以外の人にはまったく意味がわからない内容かもしれません。以前から解けない謎がポツポツとあります。こういうのって気にしないで過ごしているときはなんでもないのですが、いったん引っかかるととっても気になるものです。

謎というのは等深線の深さ表示のことなのです。
今まで使ってきたLowranceは最初にLMS-520c、予備としてLMS-332c、そして今使っているHDS-5と3機種ありました。
諸事情により520332は現在手元にありませんが、この3機種の等深線の表示のさせ方がバラバラなのです。

自分で記録してきたデータをLowranceに取り込むわけですが、この時Dr,Depthというソフトで.LCMファイルに変換し取り込みます。

この時の設定がLMS-520cではWarp depth labels(Lowrance)というところに、レ点をつけます。
ここにレ点を付けなければならないのは何かに書いてあったわけではなく、LMS-520cの以前の持ち主の方が取説を作ってくれていました。当初、自分は意味わからんけどレ点を入れると思っていたのです

Hdstoushinsen08

しかし、LMS-332cではレ点を外さないと深さがフィート表示になってしまいます。
(こう言うと簡単に聞こえますが、最初は原因がわからず混乱してしまったのを覚えています。(笑))


Hdstoushinsen09

ここで、Warp depth labels(Lowrance)って何だろう?と思ったわけです。
直訳するとワープ深さラベル(Lowranceの)となりますがワープは歪みとも訳せます。

どうも、販売されたのが一番古いLMS-332cのデータはそのままで深度メートル表示する、LMS-520cはデータに加工がされていてWarp depth labelsにレ点を入れることによって再計算、深度メートル表示するのではないかと思えるのです。

Lowranceはアメリカ製なので当然フィート表示がメインでしょう。しかしメートルやその他の国で使われることも考慮して色々な単位で表示できます。GPS魚探ではその国の単位表示をしていても、エキスポートされるデータはフィート、これをWarp depth labelsで深度メートル表示するということかもしれません。

ただ、本当にこれだけだったか、これが原因なのかは現在LMS-332cLMS-520cとも手元にないため詳細は覚えてなく、確かめる術もありません。間違いがないのはWarp depth labels(Lowrance)のレ点の使い方だけでしょうか・・・。とりあえずLowrance旧型のGPS魚探については正しい等深線を表示することができたのです。

しかし、問題はHDS-5です。自分で取ってきたデータの等深線の表示は正しくメートル表示できるのですが、テラ社の等深線の表示がフィート表示になるのです。

Dsc_7828

33とか66とか99とか入っているのが、実際は102030mラインを指しています。

これは、自分の作成したデータではないので、Dr,Depthの「Warp depth labelsにレ点」方式では解決できない問題です。


さて、困った・・・。

そんな訳で、今までずっとフィート表示のままほったらかしていたのですが、いつも何か引っかかる感じでいろんなことを考えていたのです。

そのうちヒントになることが次第にわかってきました。

まず1番目はテラ社の等深線をMapEditに落とすときの方法です。

Shp13

落とすときのメニューにローマ字表記と漢字表記を選択できる画面があります。
Lowranceは漢字は駄目なので、ローマ字を選択するのですが、こんな風にデータが入っているのなら、変換した値を入れればいいのでは?というアイデアです。

2番目、じゃあ、データは何処に入っているかです。

テラ社のフォルダを調べてみると・・。

Hdstoushinsen01

こんな風になっています。この中でMapEditに放り込むファイルは.shpファイルなので、まずはこいつを調べてみます。
ファイルを調べるときの方法はとりあえずアクセサリの「メモ帳」に放り込んでみることです。

メモ帳はテキスト作成のためのソフトですが、アスキー形式(テキスト形式)のファイルならそのまま表示してくれます。

まずは「depcntl.shp」ファイルを放り込んでみます。

Hdstoushinsen02

残念・・・、バイナリ形式なので読み取ることができません。おそらくグラフィックか何かが格納されているようです。これは深さデータでは無いようです。

次に「depcntl.dbf」ファイルを放り込んでみます。

Hdstoushinsen03

ビンゴ !!! 当たりました。深さ表示のデータファイルです。しかもスペースで区切られているからエクセルで開けます。

この後、色々とエクセルでやってみましたが、保存段階で.dbfファイルでそのまま保存できないことがわかりました。やろうと思えばやれないことはないのだけど、まちがいが起こりやすいし、中にはエクセルを持っていない場合もあると思います。使っているのはエクセル2007です。

そこで選んだのがフリーソフトの「LibreOffice」です。OpenOffice.orgというソフトから派生したソフトですが、エクセルやワード、パワーポイント等の機能をもっています。WindowsMacintoshLinux を始めとする多くのOS上で動き、マイクロソフト・オフィスとの互換性もかなりの点であるソフトです。
http://ja.libreoffice.org/

まず、LibreOfficeを起動します。


Hdstoushinsen14

表計算ドキュメントをクリックします。

エクセルと同じようなソフトが起動します。

Hdstoushinsen15

 ここへ、先ほどの

depcntl.dbf」ファイルを放り込みます。

Hdstoushinsen16

言語を聞いてくるので下図のように選択します。

Hdstoushinsen17

インポート完了です。

Hdstoushinsen18

赤枠の中に補正値をいれて、緑枠に計算式 =A*D を入れます。

Hdstoushinsen19

E列の全ての計算結果をコピーします。
A
列に形式を限定して貼り付け→テキストで貼り付けます。

Hdstoushinsen20

変更完了、D,E(F列は念のためコピーしてました。この場合はこれも)を削除します。

Hdstoushinsen21

このまま上書き保存します。もし、元データを残しておきたい場合は、正しい値のデータを別に残しておいてください。
MapEdit

depcntl.shp」ファイルを放り込むと、下図のように変換された値のデータが表示されます。「depcntl.dbf」ファイルは直接放り込んでいないけど、「depcntl.shp」が「depcntl.dbf」ファイルを引っ張ってくるようです。

Hdstoushinsen22

この後はMapEditを使ってLowrance用に変更していきます。
この続きは 
LOWRANCE リーズナブルな機種に等深線導入 や HDSシリーズ(旧LMS、LCX)のMy 等深線の取り込み を参照願います。
取り込んだHDS-5の表示です。

Dsc_7831


20m21mになっていますが換算の結果そうなったのでしょう。

まずまずの出来ではないかと思います。
 

しかし、わかってしまえば簡単なことなのだけど、HDS購入してから1年ちょっとかな? 今までかかった・・。(笑)
しかし等深線については全てがわかったわけではありません。
まだまだ勉強です。(笑)

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海底地形図」カテゴリの記事

コメント

umeサン!すごいです! そこに辿り着くまでかなりの苦労があったかと思いますけど、ファイル解析とか… 疑わしきはとりあえず開いてみるっていうところに感銘受けまくりです! そういえば昔使っていた安ものポータブル魚探が壊れてフィーと表示しかできなくなったときは大変でした。フィート→メートル換算って、海上でとっさにできないですからね〜 

Fishboneさん.こんばんわ。
ありがとうございます。最初から一人でやっているから、一度つまづくとなかなか立ち直れません。(笑)でも少しでも進むと更に楽しくなりますね。
ボンちゃんのリールや竿の知識に負けないよう頑張りますよ。(笑)
フィートは普段使わないものね。自分はよく使う職場だったからまだいいのだけど.さすが華氏は慣れてない。(笑)魚探の水温未だにわからんです。(笑)

こんばんは!のりべんです(^-^)

ガーデニングやら家族のパソコンの作業やらしていたらこんな時間になってしまいました…GWならでは出来る事ですかね(^_^;)

いやあ、凄い…凄いです!!文章に書くと一見簡単に見えてしまいますが、そこまで到達するのが、まず難しいのは容易に想像できます…。

いやあ、素晴らしいですね〜(^-^)

大学の時、たまたま出て来たデータの意味がわからず、そこで解れば大収穫だったんですがわからなくて課題がちっとも進まない時の事を思い出しました(笑)

精度UPで釣果倍増ですね!!次のご釣行も期待しております(^o^)

のりべんさん、おはようございます。
ゴールデンウィーク、お父さんは大疲れのシーズン(笑)ですね。
でもこの間に色々やりたかったことができるから、楽しいではありませんか?(笑)
次回、テーマは自分もガーデニングが関係する内容になりますよ。さらっとになると思うけど、暇があったら見てやってください。

大学の時のデータの話、良くわかります。
どうしても多角的に見ることができないから、謎が解けない時なんでしょうね。

自分の海底地形図シリーズもいつも何かしら謎が残っていくのです。
1つ解けると次の謎、それが解けると次の謎という感じですね。
サブテーマとしては長く続くテーマだし、必要としている方もかなりいるようです。選択して良かったと思っています。

問題は継続できる能力が枯渇しかかっていることでしょうか?(笑)
今更、これは鍛えられん・・・。(笑)

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